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アレルギー

カテゴリ:日常ブログ 投稿日:2014年08月21日

小学校保険委員会が昨日行われ、参加してきました。

今回は「アレルギー疾患の理解と対応」ということで、学校医の先生から講演をしてもらいました。

「抗原」(ウィルスなど)「抗体」(抗原を排除する体内にあるタンパク質)「免疫」(異物を排除するために働く生理機能)など、普段聞きなれない言葉がたくさん出てきましたが、わかりやすく教えてもらいました。

最近では、アレルギーの過剰反応によるアナフラキシーショックが心配されているようです。

息子が通っている小学校では、食物アレルギーにたいしては、学校給食の対応としては、食材表の配布、給食対応(アレルギー製品を食べさせないようにする)、牛乳アレルギーによる牛乳停止等で対応してくれています。

また、夏のプールの授業においては、アトピー性皮膚炎の対処として消毒槽の使用を廃止しシャワーのみの使用として、できる限り悪化させないよう配慮しているとの説明がありました。

 

アレルギーの原因は、生活環境、過剰な曝露、遺伝的要因などがあるようです。

日常生活では、アレルギーの原因とされたものを摂取しない(体内に入れない)のが一番ですが、どこで何があるかわかりません。

既にアレルギー症状が発症している場合は、生活面においても体調の変化を見逃さないようにすることや、緊急時の対応も心がけておかなければいけません。

アナフラキシー症状が出た場合は、とても危険な場合もあります。最短で30秒で発症しショック状態から命を落としてしまうケースも少なくないそうでうす。そのために、医師以外でも注射ができる「エピペン」という治療薬の注射が処方されるようになり、万が一のときは本人だけでなく家族でも使うことができるようです。

今までは何ともなくても、これからの生活の中でアレルギー症状が出てくるかもしれません。

私自身も、昨年初めて薬物によるアレルギーで、全身蕁麻疹がでてしまいました。蕁麻疹のみでそれ以上悪くはなりませんでしたが、医師からは「疑いのある薬は、土曜日、日曜日、祝日など病院が休みの日には絶対に飲まないでください。もし飲まなければいけない場合は、平日の午前中に服用して、症状があらわれたらすぐに病院へ行けるように準備してからにしてください」と念を押されました。

現在では、健康保険の適用範囲で33品目のアレルギー検査ができるそうです。原因不明のアレルギー症状が出た場合や、アレルギーに不安のある方は一度検査を受けてみる必要があるかもしれません。

一度でもアレルギーによる皮膚、呼吸器、消化器など多臓器など全身に強い症状が現れ、血圧低下や冷や汗、意識障害、チアノーゼ症状が出たことがある場合は、特に注意する必要があるそうです。是非、医師へご相談してください。